【アプリ紹介】壁紙AI自動判定アプリ「かべぴた」が使える!

ハルクロスの「はる」です!

壁に穴が空いてしまったり、目立つキズがついてしまったときは、部分的に壁紙を張り替えることで手軽に補修することができます。

今回はそんな部分補修に使える壁紙AI自動判定アプリ「かべぴた」のご紹介と、部分補修の際に私が意識しているポイントをまとめました。

「壁に穴が空いてしまった!」という方、部分張り替えをご検討中の方のご参考になれば幸いです。

「かべぴた」とは?

ひとことで言えば、壁紙を撮影するだけで該当のメーカーと品番をAIが識別してくれるアプリです。

張り替えたい壁紙の写真をもとに、国内の主要メーカー6社のスタンダードクロス(量産クロス)のデータからもっとも近いデザインを判定してくれます。

たとえば、今の壁紙と同じデザインに張り替えたいとなったとき、これまでは手元にある見本帳から1ページずつ目視で照らし合わせていくことで、膨大な時間と労力がかかっていたところから、写真を1枚とるだけで求める壁紙が導き出されるという超作業効率化アプリなのです!

iOS・Android対応の無料アプリで、今年リリースされたばかりのものですが、業界ニュースにもなるほど話題にもなりました。

どうやって使うの?

使い方はいたってシンプルです。

アプリを開いてカメラを起動、壁から10cm程度離れた位置から写真をとると、AIが該当していると判断した品番が5つ表示されます。

5つの中から特に正解だと思えるものはお気に入り登録したり、メモを追加したりすることもできます。

「かべぴた」のメリット

私が現場で何度か使ってみて感じたメリットは以下の2つです。

手元にない見本帳からも探せるようになった

「かべぴた」にはメーカー6社のカタログが収録されていますが、私たちが普段お客さまのもとへお伺いする際に持っていく見本帳は3冊程度です。

これは各メーカーのカタログに掲載されているデザインがある程度重複しているため、お客さまがあれもこれも見ることでデザインに迷走してしまわないようにする意図があります。

ところが、壁紙の穴補修をするときのように、今張ってある壁紙と同じものを施工してほしいとなったときは各メーカーのカタログから照らし合わせていく必要があります。

そうした時に見本帳を6冊持っていってひとつずつ照らし合わせていくのは非常に時間がかかりますし、そもそもハウスメーカーや大手工務店で建てたお家には独自の壁紙が施工してあるケースがあり、見本帳に掲載されていないおそれもあります。

そんなときに「かべぴた」があれば写真ひとつで見本帳に該当する品番があるのか瞬時に判断することができます。

該当する品番がなくても近いものを導き出せるようになった

壁紙の見本帳は2年ごとにリニューアルされています。

2年以上前に張り替えた壁紙は廃盤になり生産終了してしまうため、築5年以上経っているお家の壁紙はそもそも同じ壁紙をご用意できないケースがあります。

そんな時は今リリースされている壁紙の中からもっとも近いデザインを探していかなければならないのですが、「かべぴた」があればAIによってより正確に似たデザインを候補として挙げることができます。

似たデザインであるほど部分張り替えしたときの違和感は少なくなるため、同じものがなくても近づける努力は重要です。

「かべぴた」のデメリット

逆にデメリットもいくつかあります。

ハイグレードクロス(1000番クロス)には対応していない

メーカー6社のカタログが収録されていますが、いずれもスタンダードクロス(量産クロス)のみとなっています。注文住宅などではハイグレードクロス(1000番クロス)が施工されていることの方が多いため、お客さまのもとにお伺いしてアプリを使っても、該当する品番がないことも少なくないです。

撮影の仕方によって判定が変わる

「かべぴた」で判定する写真の撮影方法にはコツがあって、壁から10cm離れて撮ることや、影やフラッシュが入らないように自然光で撮る必要があります。壁との距離によって柄の大きさが変わったり、光の加減によって色味が変わったりするためです。

それによって、同じ壁紙でも撮影した写真によってAIが判定する壁紙が変わってくるため、最終的には判定された品番のサンプルを取り寄せて実際に壁にあてて判断する必要があります。

ハルクロス流の使い方

お客さまから、壁の一部分だけを張り替えたいとご要望いただいた際に「かべぴた」を活用します。

「かべぴた」で壁を撮影し、AIが判定した品番が手元の見本帳に掲載されていればその場であてがって、同一かどうかを判断します。

その場で持っていない見本帳の品番であればメーカーからサンプルを取り寄せてお客様宅に郵送させていただき、後日判断するという流れになります。

築5年以上のお家や、ぱっと見ただけで1000番クロスと判断できる場合は手元の見本帳から確実に似ているであろう壁紙をご提案したり、逆に全く異なるデザインの壁紙をアクセントクロスとしてご提案させていただくこともあります。

これまでお客さまのもとで何度か活用しましたが、正直活用の余地は現状五分五分といったところ、、「かべぴた」の収録カタログが増えていけばもっともっと便利になるとかんじました!

ハルクロスは福山市を拠点に西は三原市、東は倉敷市まで展開する壁紙クロス施工職人です。

歴30年の親方(義父)とともに、とある工務店の専属職人として戸建住宅の増改築リフォームを手がけたり、皆さまが一度は耳にしたことのあるような大手ハウスメーカーの賃貸アパートを張り替えたりしてきました。

最近ではホームページやSNSを通じてお客さまからお仕事をいただくようになり、壁に空いてしまった穴の補修、使わなくなった子供部屋の張り替え、新築住宅へのアクセントクロス施工、中古住宅の丸ごと張り替えなどを行なっています。

施工実績は年間120〜130件、現地調査・お見積りは無料です。

ぜひお気軽にお電話または以下お問合せフォームからご連絡お待ちしております!