【徹底解説】主要壁紙メーカー4社の最新の見本帳、ここが新しくなった!
ハルクロスの「はる」です!
新築マイホームを建てた方やリフォームをご検討中の方なら一度は感じたことがあるであろう「壁紙の見本帳ってたくさんあるけど実際どう違うの?」という疑問にお答えしていきます!
ちなみに、過去ブログでは壁紙メーカー各社の違いについて解説していますので気になる方はそちらもぜひご参照ください。(以下のブログタイトルをタップで移動)
今回はたくさんある壁紙メーカーの中でも特に主要な4社の最新の見本帳について解説します。
ちなみに見本帳は各社とも約2年ごとに更新されるのですが、2024年は4社のうち3社が新しい見本帳に更新しています!
トレンドをつかんだ魅力的な壁紙が選び放題な一方でクロス迷子になる方も多い1年になりそうです。。
似ているようで実は結構違う見本帳の特長をつかんで、ぜひ壁紙選びの参考にしてみてください。
きっと納得のいく壁紙に出会えると思います!
※各見出しをタップするとデジタルカタログを開くことができます
ReSERVE(リザーブ)|サンゲツ
今年の4月にリリースされた見本帳で2027年まで使えます。
結論から言うと、リザーブは「初めて見本帳を見る方にオススメしたい、デザイン性・施工性・機能性のバランスがとれた見本帳」と言えます。
約800点の壁紙が掲載されていて、はじめにサンゲツのプライベートブランド商品が並び、続いてベーシックセレクションとして無地カラークロス、後半は色とりどりの柄パターンクロスがまとまっています。
他社の見本帳との違いとしては全体的に安定感のある落ち着いたデザインの壁紙が多く、施工性の良い商品が多いという印象です。
旧版のリザーブ見本帳から大きく変わった点としては「ニュアンスカラーがめっちゃ増えた」ということと「機能性壁紙の種類が増えた」というところです。
近年トレンドにもなっているくすみカラーの壁紙が冒頭20ページ分ほど充実しています。
機能性壁紙については今回新しく「ライトフレッシュ壁紙」と「スーパークリーン壁紙」が追加され、「フィルム汚れ防止壁紙」が「フィルム汚れ防止バリアタイプ」と「フィルム汚れ防止バランスタイプ」に分かれました。
ライトフレッシュ壁紙は抗ウィルス壁紙と似たようなものでTOTOと共同開発した商品だそうです。スーパークリーン壁紙はもともとEBクロスと呼ばれる軽量で施工性の良いクロスで汚れの落としやすさが他の壁紙よりも優れるというもの。
フィルム汚れ防止壁紙は、表面にフィルム加工をすることで汚れを落としやすくしているのですが、フィルム特有の光沢と施工性の悪さがデメリットとなっていました。バリアタイプは最大のメリットである汚れの落としやすさを重視した商品、バランスタイプはデメリットを軽減し施工性を良くした商品です。
実物を触った印象としては、バランスタイプもある程度フィルム感が残っていますが仕上がりの具合と日々のメンテナンス頻度を考えるとバランスタイプがオススメで、どうしても汚れの落としやすさにこだわりたいという方にバリアタイプをオススメしたいかなと感じました!
V-wall(ブイウォール)|リリカラ
こちらも今年5月に公開されたばかりのもっとも新しい見本帳です。
リリカラは他社よりもデザイン性が優れているというのが最大の特長で、今回のVウォールも同様に他社の見本帳よりもデザインの豊富さ、幅広さをかんじるものとなっています。
そんなVウォールは「ある程度自分でクロス選びを進めていて、トレンドを重視した壁紙にこだわりたい方にオススメの見本帳」と言えます。
約700点の壁紙が掲載されていて、巻頭では柄物壁紙のオススメの組み合わせについて特集しています。
たとえば、キッチンのアクセントクロスとして人気のサブウェイタイル柄壁紙だけでも5種類あって、他社の掲載点数より多いのがわかります。
なかには質感がリアルなぶん、汚れがつきやすかったりするようなものもあるので採用する前には必ずA4サイズサンプルを取り寄せて選ぶのが重要です。
BIG ACE(ビッグエース)|シンコール
こちらも今年5月に公開された見本帳です。
ビッグエースは「クロス迷子になりたくない方にオススメの、シンプルに壁紙を選べる見本帳」と言えます。
壁紙の掲載点数は約500点と他社の見本帳より少なめとなっています。機能性のあるベースの無地カラークロスと柄物クロスにわかれていて、ベースのクロスが他社よりも少なめな印象、柄物クロスは個性的なものも多く、選び甲斐があります。
お客さまの多くがクロス選びで迷ってしまうポイントがベースの色柄選びなので選択肢が限られているぶん選びやすいというメリットがあります。
また、冒頭では「オススメスタイル8軒」という特集が組まれていて、8軒それぞれの1世帯まるごとコーディネートしたプランが載っているので、気に入ったものがあればそっくりそのまま採用することができます。
サンプルをいろいろ取り寄せて、いざ施工してみたらイメージと違っていた、、とならないように、メーカー推奨の組み合わせにするのも選択肢としてはありです。
PINEBULL(パインブル)|トキワ
昨年10月に発売された見本帳で、2026年まで有効になっています。
パインブルは「メーカーにこだわって、見えない部分も質の良い壁紙でそろえたい方にオススメの見本帳」と言えます。
約700点の壁紙が掲載されていて、いずれも自社製造した壁紙となっています。
個性的な柄もの壁紙も多く、無地カラークロスにもそれぞれテーマがあってクロス選びが楽しくなるような仕掛けがたくさん詰まった見本帳となっています。
後半部分はトキワが提供する機能性壁紙「マッスルウォール」「汚れ防止」などについてまとめられています。マッスルウォール壁紙はサンゲツのハードストレッチ壁紙にあたるものですが、マッスルウォール壁紙の中でもさらに撥水性や抗ウィルス性を強みとした5種類の壁紙にわかれていて、製造販売を一括で行うトキワのメリットをいかした高機能性壁紙が特徴的です。
デザインにこだわるのも良いけれど材質にもしっかりこだわりたいという方は一度手にとってみてはいかがでしょうか?
ハルクロスは福山市を拠点に西は三原市、東は倉敷市まで展開する壁紙クロス施工職人です。
歴30年の親方(義父)とともに、とある工務店の専属職人として戸建住宅の増改築リフォームを手がけたり、皆さまが一度は耳にしたことのあるような大手ハウスメーカーの賃貸アパートを張り替えたりしてきました。
最近ではホームページやSNSを通じてお客さまからお仕事をいただくようになり、壁に空いてしまった穴の補修、使わなくなった子供部屋の張り替え、新築住宅へのアクセントクロス施工、中古住宅の丸ごと張り替えなどを行なっています。
施工実績は年間120〜130件、現地調査・お見積りは無料です。
ぜひお気軽にお電話または以下お問合せフォームからご連絡お待ちしております!