そうじの話

ハルクロスの「はる」です!

今回は雑談的な回になります。私が普段心がけていることについてお話していきます!

現場清掃の重要性

壁紙の仕上がりに直接関係するわけではありませんが、いつも現場の整理整頓と清掃に時間をかけるようにしています。

私は前職で宿泊施設の清掃業に従事していました。

清掃業はいわばクレーム産業で、不備がないことがゼロベースであるためお客様から「綺麗になったね!」とご評価いただくケースはほとんどなく、髪の毛が落ちている、拭き残しがあるなどの不備があった時にクレームとしてご指摘いただくような環境でした。(数十名のスタッフを抱える規模で人の手による作業のため、少なからず不備が生じる状態でした。)

また、客室清掃はチェックアウトからチェックインまでの限られた時間の中で確実に仕上げなければならなかったため、常に時間との戦いでいかに効率よく動けるかを追求し続けていました。

普段から清掃を行っていると、クレームに直結するため汚れが残っていたり使用した形跡が残ることに敏感に反応するようになります。

この仕事についてから、建築現場という空間に初めて足を踏み入れた時、業種が変われば環境も変わるとはいえ、人が住む空間をこんなに汚して良いものかと衝撃を受けました。

具体的には、張り替えや新築においてクロスを張る段階では床が完成していることが多いです。まっさらなフローリングの上に養生をして作業をするのですが、壁紙を剥がしたりパテ処理をすることで粉塵が舞います。それらがドアや窓の枠周りに付着したり養生の隙間に入り込んでいくのを見て、とても引き渡し前の清掃でまかないきれるものではないと感じました。建材などいろいろなものがあるので身動きの取りにくさも気になりました。

実際は、そういった状態でも最後には掃除屋さんのおかげで綺麗に仕上がったお部屋をお客さまにお渡しできていますが、現場は汚さないことに限ると考えています。

そのため私が現場に入る時にはとにかく物を片付けてスムーズに動作できる環境づくりと極力汚さないために清掃を入念に行うようにしています。

すでにお客さまがお住まいのお家を部分的に張り替えたりする場合、床に養生を敷きますが、それでも多少の粉塵は防ぎきれないため施工完了後に床を拭き上げるようにしています。

新築現場でも同様に床の清掃を徹底していたところ、発注元の法人さまから「複数クロス職人が入っている中で一番綺麗だった!」とご評価いただき、別のお仕事をいただくこともできました。

壁紙の仕上がりには関係ない部分とはいえ、今後も続けていきたいと強く感じました。

お部屋だけでなく道具の清掃も重要です。

クロスを張るための腰道具は気をつけていても通常通り使用すれば1日で糊やパテの粉が多数付着してしまいます。

そのまま放置すれば固まっていくので使い続けることはできますが、私の場合は汚れた道具を使い続けるのはとても耐えられないので1日の終わりには腰道具を一通りお湯でサッと洗うようにしています。

これだけでヌメリや粉っぽさを拭い去ることができます。

リフォーム工事をご依頼される際にはそのあたりも着目してみると、その人の人となりが見えてくるかもしれません。

ハルクロスは福山市を拠点に西は三原市、東は倉敷市まで展開する壁紙クロス施工職人です。

歴30年の親方(義父)と共に大手ハウスメーカーの賃貸物件を張り替えたり、地域工務店の専属職人として木造住宅の増改築を手がけております。

張り替えに特化して、施工実績は年間80〜90件。現地調査・お見積りは無料です。

ぜひお気軽にお電話または以下お問合せフォームからご連絡お待ちしております!