とある現場のエピソード

ハルクロスの「はる」です!

先日、とあるお客さまから一本のお電話をいただきました。

「いくつか張り替えてほしい部屋があるから一度見に来てほしい」とのこと。その場であいている日程をお伝えして、5日後にお伺いすることがきまりました。

現調

見本帳をもってお伺いすると、築40年ほどの立派なお家でした。かんたんなごあいさつをしてご要望をお伺いしていくと、過去に部分的なリフォームをおこなった際に和室の床を畳からフローリングへ変えたお部屋があり、その壁を洋風に変えたいとのことでした。砂壁と呼ばれる昔ながらの壁で、クロスを張るには事前に大工工事としてベニヤ板を張る必要があります。

その他にもコンセントの位置を変えたり、壁を一部撤去したいなど、いろいろと手を加えたい箇所があるそうで、クロス以外の工事が必要になることをお伝えしました。

特にあてがないとのことでしたので、私から大工さんをご紹介させていただくことに。

今回は電気工事や水道設備工事などが絡むため、私がいつもお世話になっている街のリフォーム屋さんをご紹介させていただきました。

一般的な工務店やハウスメーカーよりも仲介業者が少ないため、割安で工事が可能というのもお客さまにとってうれしいポイントです!

大工さんお打ち合わせ

リフォーム屋さんからお客さまへお電話いただき、お打ち合わせを終えて、クロスはどこまで張り替えるのか具体的な施工範囲と時期が決まりました。

一点だけイレギュラーなご要望として、キッチンだけはエアコンを早めに取り付けたいので先に張り替えてほしいとのこと。

大工工事との絡みがあるお部屋だったため、エアコンのある一面だけを他のお部屋よりも2週間ほど前倒しで施工させていただくことになりました。

デザイン相談

エアコンの面を施工させていただく日にお伺いすると、お客さまから改めて他の部屋のデザインのご相談をいただきました。2階建て一戸建住宅の全体の約半分を張り替えるため、かなりデザインに迷っているとのこと。

見本帳のサンプルだけだとイメージしにくいので、その中から気になるものを20点ほどお選びいただき、後日A4サイズのサンプルをお送りすることに。

洗面所とトイレの床にクッションフロアを施工するのですが、「フローリング柄はどれも似たようなデザインで、どのように決めていけば良いかわからない」とのことでしたので、隣接する廊下のフローリングと色味や板幅をそろえることで統一感がでることをお伝えして候補を絞っていただきました。

玄関や洋室にアクセントクロスを施工したいけれど、どの位置に施工するのが良いのかご相談いただきましたので、それぞれ生活導線で目にしやすい位置や家具の干渉しない位置を考慮しながらご提案させていただきました!

クロス施工

12月に入っていざ大工工事がスタートし、クロス工事も並行して進めながら年内に完成するスケジュールに。

年末で皆バタバタしている中で無事終わりが見えてきたころ、トイレの木巾木が下地の状態的につけられないということに!

ソフト巾木を用意することになったのですが、お客さまからは「もう色味はお任せします!」とのことでしたので、急ぎで在庫のあるものから床に合いそうなブラウンカラーのソフト巾木を2種類お持ちしました。片方はライトブラウンでもう片方はダークブラウンです。どちらも窓枠や床の色に合うため好みの問題になりますが、両方ならべてお客さまにご確認いただきながら、ダークブラウンのソフト巾木を施工することにきまりました!

完成!

なんとか年内に納めたいとのことで、こちらもスケジュールを調整しながら無事に全て完了、、!最後にお客さまに全体の仕上がりをご確認いただき、大変ご満足いただけました。工事保証書をおわたしして、帰る頃には外は真っ暗でしたが、こちらも達成感に満ちあふれて幸せな帰り道でした。

来年も全力でお客さまに感動をお届けしてまいりたいと思います!

ハルクロスは福山市を拠点に西は三原市、東は倉敷市まで展開する壁紙クロス施工職人です。

歴30年の親方(義父)とともに、とある工務店の専属職人として戸建住宅の増改築リフォームを手がけたり、皆さまが一度は耳にしたことのあるような大手ハウスメーカーの賃貸アパートを張り替えたりしてきました。

最近ではホームページやSNSを通じてお客さまからお仕事をいただくようになり、壁に空いてしまった穴の補修、使わなくなった子供部屋の張り替え、新築住宅へのアクセントクロス施工、中古住宅の丸ごと張り替えなどを行なっています。

施工実績は年間120〜130件、現地調査・お見積りは無料です。

ぜひお気軽にお電話または以下お問合せフォームからご連絡お待ちしております!