2022/07/02

インテリアスタイルって何？（地理編）

ハルクロスの「はる」です！

「インテリアスタイル」という言葉を耳にしたことはありますでしょうか？

私の場合は、恥ずかしながらこの仕事を始めてから知ることとなりました。

インテリアにもいろんなスタイルがあるようです。

なんとなく和風だとか、南国風、流行りの北欧デザインなどインテリアの雰囲気の違いがあることは感じていました。

調べていくと実際はもっといろんな種類のインテリアスタイルがあることがわかりましたので今回は概要をざざっとご紹介いたします！

後編となるこの記事では国や地域によって派生する5つの代表的なスタイルをご紹介しています。

ブルックリンスタイル

ブルックリンはアメリカのニューヨークにある地区のひとつです。古い建物や倉庫が印象的な景観の街となっています。

おそらく、みなさんも一度は目にしたことのあるようなインテリアで言うと、倉庫を改装して配管やダクトを露出させた天井になっている店舗や、コンクリート打ちっぱなしの壁に黒アイアンを使ったシンプルな家具を合わせたりするのがこの街のスタイルのひとつとなっています。

一般的な住宅でそんな無骨さを表現するのは難しいと思われるかもしれませんが、案外そんなことはありません。

例えばレンガ調やコンクリート柄の壁紙を取り入れて、ヴィンテージ家具を置けばそれだけで雰囲気のあるお部屋に生まれ変わります。

カリフォルニアスタイル

ひと昔前に流行ったアメリカのテレビドラマ「The O.C.」を観たことのある方なら必ず共感いただけるであろう、いつかやってみたいカリフォルニアスタイル！

海と太陽の輝きを取り入れたリラックス感のある空間で、カリフォルニアを中心にアメリカ西海岸に広がるインテリアスタイルです。

大きめの窓や広々とした空間など、開放的にしつつ背の低いゆったりしたソファをおくとよさそうです。

加えてデニムやブルーグリーンなどブルー系の爽やかな色合いの家具を取り入れると雰囲気が出ます。

流木をインテリアとして飾るのもポイントのひとつです！

壁紙も白系（特に青みのある白）の木目柄や淡いブルー系をアクセントとして使ってみると良いです。

北欧スタイル

北欧インテリアで有名なところといえばIKEA。

北欧は冬が厳しく日照時間が短くなりがちなので、お部屋を明るい色でシンプルにまとめるのが特徴的です。

あたたかみを感じられる木製の家具にグレーやパステルカラーの生地でできたソファなどを組み合わせます。

アクセントとしてクッションやラグに北欧柄と言われるような特徴的な幾何学模様を取り入れるとより雰囲気が出ます。

小物類としてぜひおすすめしたいのが、北欧ヴィンテージ食器です。

こちらも日本では通常見かけないようなカラフルなお皿やかわいい柄のお皿がたくさんあって、見ているだけでも楽しい気分になります。

余談ですが北欧ヴィンテージ食器はリセールバリューが大きく下がることは少ないため、コレクションしながら日常使いを楽しむことができます。

エスニックスタイル

特定の国の要素でできているというよりはアジア各国のさまざまな雰囲気をミックスしたスタイルといえます。

インドやタイでよく使われている民藝家具や、エスニック柄といわれる民族衣装のような模様の生地を取り入れると雰囲気がでます。

全てをそのようなテイストにする必要は決してなく、一般的な洋風のお部屋に小物としてエスニック要素を取り入れるだけでも良いと思います。

和スタイル

わたしたちにとってもっとも馴染みのあるインテリアスタイルといえます。

和スタイルは他のインテリアスタイルと比べて基本的に落ち着いたトーンとなっており、木や漆喰といった素材感を生かしたお部屋が特徴的です。

エスニックスタイルと同様に、洋風のお部屋に家具類として取り入れると和モダンというスタイルで仕上げることができます。

また、壁の形が全体のイメージを大きく左右します。

代表的なものとして「大壁」と「真壁」があります。大壁は一般的な洋室にみられるような壁一面が一枚の板状になっている壁のことで、真壁は約90cm幅ごとに躯体の柱が露出している壁のことです。

昔ながらの日本家屋には真壁が採用されていることがほとんどで、真壁というだけで和風な雰囲気が一気にうまれます。

真壁には漆喰が塗られていることが多いですが、実はその上から壁紙を張ることも可能です。

漆喰の上にベニヤ板を張り、その上から壁紙を張ります。

漆喰にパテを塗ってその上から壁紙を張ることも可能ですが、この施工方法はのちのち漆喰ごと剥がれてくる恐れがあるため、あまりおすすめはしません。

ハルクロスは福山市を拠点に西は尾道市、東は倉敷市まで展開する壁紙クロス施工職人です。

歴30年の親方（義父）と共に大手ハウスメーカーの賃貸物件を貼り替えたり、地域工務店の専属職人として木造住宅の増改築を手がけております。

貼り替えに特化して、施工実績は年間80〜90件。壁紙のお困りごとがあればぜひお気軽にご質問ください。まずはオンラインで無料お見積りからどうぞ！