クロス張り替えの相場ってどうなの?

ハルクロスの「はる」です!
今回は、「壁紙をいざ張り替えるとなった時、実際にはいくらかかるのか?」という疑問にお答えしていきます!
基本の計算式
まず最初に、クロス張り替え工事の料金計算式を見ていきます。
多くの場合、以下の計算式によって料金が算出されます。
施工面積が広いほど金額も上がりますが、選ぶ壁紙のグレードによっても単価が変動し、料金が変わります。
ここまではイメージしやすいかと思いますので、次に施工面積と単価について詳しく説明していきます。
施工面積
施工面積の計算方法は2通りあります。
1つは施工する壁の面積に基づく㎡数による方法で、もう1つは使用する壁紙の数量に基づくm数による方法です。
例えば、お部屋のある1面に壁紙を施工する場合、壁の高さが2.4mで壁の横幅が3.6mだったとします。
—
前者の場合、2.4m × 3.6m = 8.64㎡が施工面積となります。
後者の場合、2.4m × 3.6m / 0.9m = 9.6mが施工面積となります。
—
ここで登場した0.9mは壁紙の横幅を表しています。
壁紙は幅90cmのロールになっており、それを複数本継ぎ合わせて1枚の壁になります。 横幅3.6mの壁に壁紙を施工する場合は、0.9mで割って4本の壁紙が縦に並ぶことになります。
したがって、2.4mの壁紙が4本必要であり、施工する面積は9.6mとなります。
参考までに、お部屋の広さごとの施工面積(壁4面)を以下にまとめます。
- 4.5帖 25.9㎡ 28.8m
- 6帖 30.2㎡ 33.6m
- 8帖 34.5㎡ 38.4m
- 12帖 43.2㎡ 48m
単価
先ほど壁紙のグレードにより単価が変動すると述べました。
壁紙のグレードは大まかに2種類あります。
1つは「量産クロス」と呼ばれるもので比較的安価なものです。もう1つは「1000番クロス」と呼ばれるもので比較的高価です。 量産クロスの単価相場は800〜1,200円、1000番クロスの単価相場は1,000〜1,500円と言われています。
実際に計算してみる
これまでの情報を元に、具体的な計算をおこないます。
たとえば、6帖のお部屋の壁4面を量産クロスで張り替える場合、
- 施工面積30.2㎡ × 単価800円 = 24,160円
- 施工面積30.2㎡ × 単価1,200円 = 36,240円
- 施工面積33.6m × 単価800円 = 26,880円
- 施工面積33.6m × 単価1,200円 = 40,320円
このようになります。
これを見ると、施工面積を㎡数で算出する方が安いように感じるかもしれませんが、実際にはそう単純ではありません。 なぜなら、㎡数で算出する場合、単価に対して1割増しの料金がかかる場合が多いためです。
結局のところ、単価は変動するため、施工面積の単位を変えても単価を調整することで総額を変えることができるのです。 同様に、単価が安ければ必ずしも総額も安くなるわけではありません。 施工面積を増やすことで総額を上げることもできます。
そのため、何が正解かわからなくなり、お客さまに不安を抱くお客さまも多いかと思います。
おすすめなのは、複数の業者に見積もりを依頼し、見積もりの明細を詳しく求めることです。 相場はあると言われていますが、建物の状態によって金額感は大きく変わるため、同じ条件で比較するためには複数の見積もりが必要です。
見積もりの明細はピンキリです。明細が記載された見積書を提供してくれる業者もあれば、合計金額しか記載していない「一式料金」という見積もりもあります。 適正な価格かどうかを判断するためには、一式料金の見積もりを出す業者は避けるべきです。
また、施工の品質や業者の信頼性なども業者選びの際の選択肢に入れることをおすすめします。
ハルクロスは福山市を拠点に西は三原市、東は倉敷市まで展開する壁紙クロス施工職人です。
歴30年の親方(義父)とともに、とある工務店の専属職人として戸建住宅の増改築リフォームを手がけたり、皆さまが一度は耳にしたことのあるような大手ハウスメーカーの賃貸アパートを張り替えたりしてきました。
最近ではホームページやSNSを通じてお客さまからお仕事をいただくようになり、壁に空いてしまった穴の補修、使わなくなった子供部屋の張り替え、新築住宅へのアクセントクロス施工、中古住宅の丸ごと張り替えなどを行なっています。
施工実績は年間80〜90件、現地調査・お見積りは無料です。
ぜひお気軽にお電話または以下お問合せフォームからご連絡お待ちしております!