2024/02/03

クロス職人が考えるおすすめの白クロス

ハルクロスの「はる」です！

全ての基本となる白無地壁紙、ひとつの見本帳のなかでも20種類以上あります。

「どれを選べばいいのかわからない！」と感じる方も多いと思います。

今回はそんな方に白クロスの選び方と、普段からさまざまな白クロスを施工してきた私がオススメする白クロスをご紹介していきます！

白クロスは4種類

まずはじめに、多種多様な白クロスは「色」と「柄」によって大きく4つにわけることができます。

「色」については、同じ白でも、とにかく明るい真っ白な白からベージュっぽいオフホワイトやライトグレーなどさまざまな白があります。

前者の「真っ白」と後者の「色味のある白」はお部屋に与える印象が変わります。張り替え後にどんなお部屋にしたいかによってどちらかを選ぶのをオススメします。

「真っ白」なクロスはとにかくお部屋全体を明るく清潔感のある印象にしてくれます。築年数の浅いお家や、天井と壁4面丸ごと張り替える時などにオススメです。

逆に張り替えなかった箇所とのチグハグ感が出てしまうのがデメリットです。

例えば壁4面のうち、1面しか張り替えない場合などは、その1面を真っ白なクロスにしてしまうと他の3面が汚れた印象に見えてしまう場合があります。

「色味のある白」のクロスは、周囲と馴染ませつつ張り替えたい場合にオススメです。サンプルでみるとしっかり色がついているようなクロスも、壁全体に張ると白っぽく見えます。それくらい色が入っている方が経年劣化の進んだお部屋の建具や床材とトーンがあって統一感のある印象に仕上がります。

天井は張り替えずに壁だけ張り替える場合など、お部屋を部分的に張り替える際にオススメの壁紙です。

ちなみに「色味のある白」をさらに2種類にわけることができます。

ベージュ系など黄色みのある「暖色系の白」とグレー系など青みのある「寒色系の白」です。床の色がライトオークやナチュラルカラーの場合は「暖色系の白」、床の色がダークオークやグレイッシュブラウンであれば「寒色系の白」が合いやすい傾向にあります。

次に「柄」については、一般的な賃貸住宅などでよく見かける、布っぽい柄の「織目調」と最近の新築注文住宅で採用されやすい「石目調」があります。

「石目調」に関しては石っぽい柄のものだけでなく、塗り壁っぽい質感のものも含まれます。

温かみのある柔らかい印象のお部屋にしたいのであれば「織目調」が合います。クールで洗練された印象を与えたいときは「石目調」が合いやすいです。

また、お家全体でみた時に、他のお部屋が織目調であるか石目調であるかによって、同じジャンルの柄で合わせると統一感を出すことができます。お部屋を部分的に張り替える場合は、張り替えない部分の柄に合わせた方が良いです。同じ部屋の中で織目調の壁紙と石目調の壁紙があるとチグハグ感が出てしまうためです。

ここまでまとめると、たくさんある白クロスは以下の4つにわけられます。

ご自身のつくりたいお部屋の印象の照らし合わせてみてください！

今回はそれぞれ4種類のクロスに対して、私が今までいろいろなクロスを施工してきたなかで、施工もしやすく仕上がりがキレイでたいていのお部屋に合うオススメの品番をサンゲツのスタンダードクロスからご紹介します。

SP9717	真っ白な織目調クロス。表面にわずかなパール柄が入っていて光が射した時の煌めきがとても美しいクロスです。肌触りもよく、ずっと触っていたくなるような壁紙です。
SP9705	真っ白な石目調クロス。均一な塗り壁っぽい質感で、クロス特有のテカリが少ないためマットでリアルな印象を与えます。
SP9719	ベージュ系の織目調クロス。あえて単色ではなく色ムラのあるベージュなので汚れやキズが目立ちにくく、築年数の経ったお家には一番馴染みやすいのではないかと思える壁紙です。
SP9702	ライトグレー系の石目調クロス。トレンドのくすみカラーとも言える色合いで、新築住宅に施工されることもあります。高級感があります。

みなさまのクロス選びのご参考になれば幸いです！

歴30年の親方（義父）とともに、とある工務店の専属職人として戸建住宅の増改築リフォームを手がけたり、皆さまが一度は耳にしたことのあるような大手ハウスメーカーの賃貸アパートを張り替えたりしてきました。

最近ではホームページやSNSを通じてお客さまからお仕事をいただくようになり、壁に空いてしまった穴の補修、使わなくなった子供部屋の張り替え、新築住宅へのアクセントクロス施工、中古住宅の丸ごと張り替えなどを行なっています。

施工実績は年間120〜130件、現地調査・お見積りは無料です。

ぜひお気軽にお電話または以下お問合せフォームからご連絡お待ちしております！