ソフト巾木についてまとめてみた
ハルクロスの「はる」です!
床にクッションフロアを張るときにセットでよく使われるのが「ソフト巾木」です。壁と床を仕切る幅6cmほどの塩化ビニル製の部材でさまざまなカラー、高さのものが取りそろっています。
壁紙や床材の色に合わせたり、高さを変えることでお部屋の印象が少しずつ変わっていきます。こういった細かい部分にこだわることでぐっとおしゃれなお部屋になりますのでぜひ取り入れてみてください!
色の合わせ方
ソフト巾木の色は床の色か壁の色のどちらかに合わせるのが一般的です。
床の色に合わせれば床が広くかんじられるため狭い空間も広くみせることができます。逆に壁の色に合わせると天井が高くかんじられるようになります。床まわりの見た目もすっきりするため最近は壁に色を合わせるパターンの方がトレンドとなっています。
ちなみに、あえて壁とも床とも色を合わせない、上級者向けの見せ方もあります!
壁や床がダークトーンなお部屋であれば白系のソフト巾木、壁や床が明るい色合いなら濃い色味のソフト巾木など、対照的なトーンのソフト巾木を入れることでアクセントになり、お部屋全体が引き締まってみえるようになります。
角の収め方
どちらかというと施工者目線でのポイントとなりますが、ソフト巾木を張っていくときにお部屋の角をどうやって収めるかによって年数が経ったときの見栄えに差が出てきます。
部屋の四隅など引っ込んでいる角を「入隅(いりずみ)」、柱など出っぱっている角を「出隅(でずみ)」といいます。
入隅の場合は角の部分で断ち切って2枚に分けて張る方法と、角で折り曲げながら1枚で張る方法があります。後者の方が見栄えはキレイですが、ソフト巾木は年数が経つと縮む特性があるためだんだん角が丸くなっていき、壁とのスキマができてホコリがたまりやすくなります。数年後のメンテナンスのことを考えても私は前者をオススメしています!
出隅の場合は張る時にヒートガン(業務用ドライヤー)で炙りながら曲げていく方法と、角がくる部分の裏面を削いで曲げていく方法があります。前者の方が手間はかかりますが仕上がりがキレイです。一番良いのは裏面を削いでヒートガンで炙るという両者のミックス型です。こうすれば軽く炙るだけでキレイに曲がるので建材を傷めることもなく短時間で仕上げることができます。
番外編
さいごに番外編としてご紹介したいのがソフト巾木の代用品となるアルミフラットバーです。
高さ2cm厚み3mm程度のアルミ製の棒を業務用の強力な両面テープで壁に張り付けていきます。とある大工さんがご自宅を建てられた際にリビングに施工しておりました。
ソフト巾木に比べて高さが低いので全体的にスッキリした印象になりますし、アルミの質感が高級感を出してくれます。アルミバーも両面テープもホームセンターで取り寄せることができるので一味違う選択肢としていかがでしょうか?
ハルクロスは福山市を拠点に西は三原市、東は倉敷市まで展開する壁紙クロス施工職人です。
歴30年の親方(義父)とともに、とある工務店の専属職人として戸建住宅の増改築リフォームを手がけたり、皆さまが一度は耳にしたことのあるような大手ハウスメーカーの賃貸アパートを張り替えたりしてきました。
最近ではホームページやSNSを通じてお客さまからお仕事をいただくようになり、壁に空いてしまった穴の補修、使わなくなった子供部屋の張り替え、新築住宅へのアクセントクロス施工、中古住宅の丸ごと張り替えなどを行なっています。
施工実績は年間80〜90件、現地調査・お見積りは無料です。
ぜひお気軽にお電話または以下お問合せフォームからご連絡お待ちしております!