壁紙の機能性とデザイン
ハルクロスの「はる」です!
壁紙には白無地から色柄物までさまざまなデザインと、防カビ力や高耐久力などそれぞれ異なる機能性があります。
クロス選びの中で「気になるデザインもいろいろあるけど壁紙の機能性って実際どうなの?」という疑問をもたれるお客さまも多いので、今回はあくまで私の主観的な考えをお伝えしていきます!
壁紙ごとに機能の差がある
たとえばサンゲツのSPというスタンダードクロスを見てみると、同じグレードであるのにもかかわらず品番SP2814のクロスには「軽量」「抗菌」「表面強度アップ」「防カビ」「撥水コート」「ストレッチ」と6種類もの機能がある一方で、品番SP2818には「防カビ」1種類のみ機能がついています。
どちらも同じ白無地系クロスなので、それならたくさん機能がついているSP2814の方が良いのかと言われると必ずしもそうとは言い切れません。
その理由は2つあります。
1つは「期待できる機能性には限界があるため」、もう1つは「デザインが日常生活における満足度を高めるため」です。
機能性の限界
1つめの「期待できる機能性には限界があるため」について詳しくお伝えしていきます。
たとえば、人の出入りが多くキズが気になる箇所におすすめの「表面強度アップ」という機能があります。イメージとしては強度アップされているからキズがつきにくいのだろうと考えますが、実際には表面強度性能試験において重さ200gの金属のツメを5往復させた時にキズが目立つか否かによって評価しているとのことです。
5往復引っ掻くという基準をどう判断するかですが、数年間の日常生活の中では耐え切れると考えにくいです。少なくとも「表面強度アップ」だから多少キズが目立ちにくくなるという程度の認識でいた方がよさそうです。
毎日目にするデザイン
2つめの「デザインが日常生活における満足度を高めるため」について、
仮に、機能性を優先してクロス選びをしたとして、「防カビ」効果やひび割れに効果のある「ストレッチ」などの機能は何かあった時に初めて効果を感じるもので、普段生活している分には意識することは少ないです。
どちらかというと毎日みている壁紙自体のデザインが気分を高めてくれたり、インテリア全体を引き立たせてくれる重要な要素となります。
見た目はあまり納得してないけれど機能性があるし、、というような壁紙を施工してしまうと施工後に日々目にする中で後悔が残ってしまうかもしれません。
そもそも壁紙は10年程度で張り替えることを前提とした建材なので、そうなってしまうよりお気に入りのデザインをお選びいただくのが一番だと考えております。
ハルクロスは福山市を拠点に西は三原市、東は倉敷市まで展開する壁紙クロス施工職人です。
歴30年の親方(義父)と共に大手ハウスメーカーの賃貸物件を張り替えたり、地域工務店の専属職人として木造住宅の増改築を手がけております。
張り替えに特化して、施工実績は年間80〜90件。現地調査・お見積りは無料です。
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