壁紙の色選びは慎重に
ハルクロスの「はる」です!
先日とある音声配信でおもしろい実験があるのを耳にしました。
そこからみえてきたクロス選びのポイントがいくつかありましたのでご紹介していきます!
赤い部屋・青い部屋
天井も壁も全て赤一色の「赤い部屋」と同じように青一色の「青い部屋」を準備して、被験者は目隠しをして中に入ってもらうという実験がおこなわれました。
それぞれ部屋の温度、湿度は全く同じ条件にそろえてあります。
目隠しをしているため被験者は自分がどんな色の部屋に入ったのかわかりません。にもかかわらず、「赤い部屋」に入った被験者の体感温度が実際の室温よりも
暖かく、「青い部屋」に入った被験者は実際よりも涼しく感じるという結果が出たのです!その差は2〜3度程度もあったそうです。
見えていないのに、エアコンを微弱に効かせたほどの効果があるのは驚きです。
別の実験になりますが、こちらは目隠しせずに「赤い部屋」「青い部屋」に入ってもらい、1時間経ったなと思ったら出てきてもらうという実験がおこなわれています。それぞれの部屋に時計はありません。
すると「赤い部屋」の被験者は40分程度で出てきたのに対し、「青い部屋」の被験者は90分程度で出てきたのです。
「赤い部屋」では実際よりも体感時間が長く、「青い部屋」では実際よりも体感時間が短く感じるということです。
目隠し実験に関しては、目で色を見ていなくても皮膚から感じる刺激や体温、自律神経の刺激などによって体感温度が変化すると考えられています。つまり、皮膚が色を感じているということです。
これらの実験結果を踏まえると、クロス選びにおける寒色系と暖色系の配色の重要性がみえてきます。
クロス選びへの応用
例えばご自宅の団らんスペースとなるリビングダイニングには淡いベージュ系などの暖色系のカーテンやアクセントクロスが合いそうです。その色を直視していなくとも肌が感じ取って交感神経に作用し、楽しく明るい気分にしてくれるので家族の会話も自然と弾みます。
ただ、このあたりはおうちのインテリアスタイルとの相性もあります。ナチュラルモダン系であれば暖色で違和感ありませんが、シック・モノトーン・アーバン系であれば寒色系の方がバランスよくなじんでくれます。
寝室やトイレ、テレワークスペースなど落ち着いた状態でいたいスペースには寒色系のクロスが合います。以前にテレワークスペースで施工したアクセントクロスは青銅色のものでした。
クロス選びで迷われた際は、寒色暖色の特性を判断材料にしてみるのも良いかもしれません。
ハルクロスは福山市を拠点に西は三原市、東は倉敷市まで展開する壁紙クロス施工職人です。
歴30年の親方(義父)とともに、とある工務店の専属職人として戸建住宅の増改築リフォームを手がけたり、皆さまが一度は耳にしたことのあるような大手ハウスメーカーの賃貸アパートを張り替えたりしてきました。
最近ではホームページやSNSを通じてお客さまからお仕事をいただくようになり、壁に空いてしまった穴の補修、使わなくなった子供部屋の張り替え、新築住宅へのアクセントクロス施工、中古住宅の丸ごと張り替えなどを行なっています。
施工実績は年間120〜130件、現地調査・お見積りは無料です。
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