白系壁紙の選び方
ハルクロスの「はる」です!
今回は初めて壁紙を張り替える方が必ず迷われるポイントである白系壁紙の選び方について解説していきます。
白系壁紙は数多くある壁紙の中でももっともポピュラーでお部屋の大部分を占める重要な役割を担っております。
模様、色味、質感などによってそれぞれ異なる表情を見せる白系壁紙について知ることで壁紙選びのお役に立てると幸いです。
壁紙の模様
白系壁紙は大きく分けると布系テイストと石系テイストの2種類に分けられます。
布系テイストは織目調クロスと呼ばれることが多く、文字通り織物のような柄の壁紙です。
多くの賃貸物件で使われている壁紙でみなさんがもっとも目にする機会の多い壁紙ではないでしょうか?
部屋全体に布特有の柔らかい印象を与える壁紙です。
一方、石系テイストは石目調クロスと言われる表面がゴツゴツした石っぽい模様の壁紙のことを指します。
コテで塗ったような模様の壁紙もジャンルとしては石系テイストに含まれます。
石系テイストは賃貸物件よりも注文住宅などで見かけることが多いです。
全体的にシャープな印象で賃貸っぽさを感じさせない今風の壁紙といえます。
壁紙の色味
白系壁紙にはさまざまな白色が存在します。青系(寒色系)の白と黄系(暖色系)の白に分けてみていきます。
青系(寒色系)の白は実際に青みがかっているという訳ではなく、純白に近い色の壁紙のことをいいます。
一見すると白一色に見える壁紙も、近づいてよくみてみると白以外に薄くグレーが入っていたりベージュがかっていたりするものですが、この場合は完全に白一色で構成されている壁紙が該当します。
純白に近い白系壁紙を壁全体に張ると、壁がくすみなく見えるため若干青みがかっているように感じます。
寒色には涼しさを感じさせたり、冷静的にさせる、集中力を高めるなどの心理効果が期待できます。
黄系(暖色系)の白はベージュ系の壁紙などを指します。
暖色には温かみや、柔らかさを感じさせたり活動的にさせる心理効果が期待できます。
とは言ってもあくまで白系壁紙なのでお部屋全体に施工した時は白く見えますので寒色系と比較した時の違いとして捉えていただければ大丈夫です。
壁紙の質感
はじめに布系テイストと石系テイストについてご紹介しましたが、それぞれ同じテイストでも表面の凹凸具合が異なる壁紙が存在します。
凹凸が大きい(より立体感を感じる)壁紙と凹凸が少ない(よりツルッとした印象を与える)壁紙は異なる印象を与えます。
凹凸が大きい壁紙の最大の特徴は下地の影響を受けにくいという点にあります。
下地の影響とは、例えばかなり築年数が経っていて建物自体の劣化も進んでいるお部屋で壁紙を張り替えるとします。
この場合、既存の壁紙をめくった時にボード自体が湾曲しつつあったり硬化した紙が表面に残ることがあります。そうしてできたわずかな段差が、新しい壁紙を張った時にミミズ腫れのようにうっすら見える時、下地の影響を受けているといいます。
凹凸が大きい壁紙は、表面の凹凸が入ってくる光を乱反射させるため、そのようなわずかな段差を見えにくくするのです。
逆に凹凸が少ない壁紙は下地の影響をもろに受けます。
凹凸が少ない壁紙はデザイン的にカッコイイ印象を与えるものが多いため人気の高い壁紙ですが、張り替えに関しては建物の劣化状況に合わせて採用の有無を判断するのが良いと言えます。
ハルクロスは福山市を拠点に西は尾道市、東は倉敷市まで展開する壁紙クロス施工職人です。
歴30年の親方(義父)と共に大手ハウスメーカーの賃貸物件を貼り替えたり、地域工務店の専属職人として木造住宅の増改築を手がけております。
貼り替えに特化して、施工実績は年間80〜90件。壁紙のお困りごとがあればぜひお気軽にご質問ください。まずはオンラインで無料お見積りからどうぞ!