綺麗な壁紙を長持ちさせるには
ハルクロスの「はる」です!
今回は壁紙に傷や汚れ、穴やひび割れなどが生じた時に使える簡易的な補修方法をご紹介いたします。
全て100均アイテムでそろえることができるので機会があればチャレンジしてみてください!(ただし施工は自己責任ですのでご注意を)
綺麗な壁紙を少しでも長持ちさせることができれば幸いです。
壁紙の汚れ
お子様が壁紙に落書きをした時や家具などが擦れて塗料がついてしまった時は中性洗剤で落とすことができます。
身近なものだと食器用洗剤などで、洗剤をスポンジやタオルに染み込ませてから壁紙を優しく擦るように汚れを拭き取っていきます。
この時、強く擦りすぎると壁紙の表面が削り取られてしまうため注意が必要です。
汚れが浮いてきたら湿らせたタオルで拭き取っていきます。
最後に乾拭きして完了です!
壁紙のめくれ
お客様からご依頼いただく補修内容でよくあるのが壁紙のめくれです。
家具をぶつけたりペットが引っ掻いたりすることで壁紙の表面がめくれてしまうことがあると思います。
この時に壁紙の破れた箇所のパーツが残っていればご自身で補修することが可能です。
私たちプロの壁紙職人が実際に使っているクロス用の糊と同じ成分の「でんぷん糊」を使って破れたパーツを接着していきます。
100均にもでんぷん糊があるので一度探してみてください。
リフォーム・DIY関連のコーナーに「障子のり」「壁紙補修糊」などの商品名で置いてあることがあります。
たとえば木工用ボンドや瞬間接着剤など、「でんぷん糊」以外の糊を使ってしまうのはNGです。
壁紙の変色に繋がったり、いつか壁紙全体を張り替える日がきた時に補修した箇所だけボードと必要以上に接着してしまうことで下地を傷つけてしまう恐れがあるためです。
でんぷん糊を手に入れたら、適量を指先に塗って破れた箇所に塗り込んでみましょう。
糊を入れたら破れたパーツをピッタリ重ねて指や爪を使って押さえます。
破れた境目を馴染ませるイメージで凹凸をならしていきます。
最後にはみ出た糊をタオルなどで拭き取れば完成です!
壁紙のひび割れ
経年劣化によって壁と壁の間(部屋の四隅)にひび割れが生じることがあります。
原因は地震や建物内の木材の収縮などさまざまで、南側のお部屋や大きな道路沿いのお部屋、小屋裏などでよく見かけます。
このようなひび割れは壁紙と同じような色でひび割れを埋めてあげると遠目にみた時に馴染んで目立ちにくくなります。
私たちの場合はコーキングというチューブ状の充填剤を使うのですが、似たようなものは100均にもあります。
ちなみにコーキングに関しては前回記事で詳しくまとめていますのでご興味がある方はぜひご一読ください。
「壁の穴埋めパテ」「壁のコーキング剤」などの名前で置いてあることがあります。
パッケージの裏面に書いてある成分表示欄に「水性アクリル乳剤」が含まれていればOKです。
いずれもチューブの状態で販売されているので、購入したら口をナナメにカットしてひび割れに注入していくと良いです。
ただ、100均商品だと白系のコーキング剤しか置いていないことが多いため、より壁紙に近い色合いをお求めであれば、ホームセンターなどで実際私たちが使っているのと同じコーキングを購入されることをおすすめします。
500円ほどで購入できますのでサービスカウンターなどにお問合せください。
いかがでしたでしょうか?
DIYの延長みたいなもので、壁紙の補修が気軽にできるようになると日々の生活がちょっとだけ楽しくなると思います。
賃貸物件だとまだまだ難しいですが、気軽に手を加えたりアレンジするきっかけになれば幸いです。
ハルクロスは福山市を拠点に西は尾道市、東は倉敷市まで展開する壁紙クロス施工職人です。
歴30年の親方(義父)と共に大手ハウスメーカーの賃貸物件を貼り替えたり、地域工務店の専属職人として木造住宅の増改築を手がけております。
貼り替えに特化して、施工実績は年間80〜90件。壁紙のお困りごとがあればぜひお気軽にご質問ください。まずはオンラインで無料お見積りからどうぞ!