築1年の新築戸建アフターフォローにいきました

ハルクロスの「はる」です!

当店にご依頼いただいたお客さまには施工後3ヶ月が経過した時と1年が経過した時でそれぞれ不具合がないかご確認させていただいています。

不具合があればお伺いして無料補修をおこなっているのですが、先日施工から丸1年経過した新築住宅のお客さまにご連絡したところ、いくつか気になるところがあるとのことでお伺いさせていただくことになりました。

現地確認

直近で現場が早めに終わる日があり、ちょうどお客さまもお休みの日だということで、お時間を合わせて昼過ぎにお伺いすることに。

いざお伺いして、お話を聞いてみると、2階の子供部屋でコーキングが切れている箇所が何ヶ所かあるのと、階段の上部にあるコーナーが浮いてきているとのことでした。

コーク切れ補修

まずは2階の子供部屋から拝見させていただくと、たしかに真っ白な部屋の中で天井と壁のあいだにところどころ黒いスジが3箇所ほどあるのと、壁の北西角に打ってあったコーキングが切れて黒いスジが生じていました。

子供部屋は2つあって、2つとも建物の一番西側にあります。コーキングが切れていたのはどれも部屋の中の西側の面でした。つまりもっとも西陽の影響を受ける面で木材の収縮が大きく、ボードの境目が動いてコーキングの切れが生じたと考えられます。

新築住宅では築2年以内にこういった木材の動きが必ずといって良いほど発生するため、ハウスメーカーや工務店も2年点検などでコーキングの打ち直しをすることが多いそうです。

コーキングが切れている箇所にコーキングを打ち直して、ついでに2階全体をチェックして他に問題ないか確認しました。もうひとつの部屋もコーク切れが少しあったのでコーキングを打っています。

コーナー浮き補修

つづいて階段の浮いているコーナーを確認したところ、リビング階段のリビング天井と階段壁が交わる部分のコーナーが部分的に湾曲して指で押さえるとポコポコ動くような状態でした。

こちらは粘着テープによって石膏ボードと接着されているコーナーテープがはがれてしまうことで起きる現象です。

通常はコーナーテープが浮いてしまう場合、コーナーから4cmほど離れた箇所にスジが現れるのですが今回はスジではなく、コーナーから4cmまでの範囲が弧を描くように山なりに湾曲していました。

おそらく石膏ボード同士の継ぎ目が収縮してコーナーテープの接着面が収縮による圧力に耐えられず接着がはがれてしまったものと考えられます。

山なりになっている箇所へパテを打ち、平滑にした状態でパッチワーク補修を行いました。1年前に施工完了した際に、余った材料を補修用に残していたためそちらを使用して違和感なく仕上げることができました。

さいごに

2時間ほどで補修は全て完了し、お客さまにも仕上がりをご確認いただき無事ご納得いただけました。

せっかく綺麗に仕上げたお家が少しでも長続きするように、これからもアフターサポートを続けていきます!

ハルクロスは福山市を拠点に西は三原市、東は倉敷市まで展開する壁紙クロス施工職人です。

歴30年の親方(義父)とともに、とある工務店の専属職人として戸建住宅の増改築リフォームを手がけたり、皆さまが一度は耳にしたことのあるような大手ハウスメーカーの賃貸アパートを張り替えたりしてきました。

最近ではホームページやSNSを通じてお客さまからお仕事をいただくようになり、壁に空いてしまった穴の補修、使わなくなった子供部屋の張り替え、新築住宅へのアクセントクロス施工、中古住宅の丸ごと張り替えなどを行なっています。

施工実績は年間120〜130件、現地調査・お見積りは無料です。

ぜひお気軽にお電話または以下お問合せフォームからご連絡お待ちしております!